長距離バス乗務員の仕事内容・給与・待遇面

長距離バス乗務員は、いわゆる「高速バス」の運転業務を担当します。東京から名古屋、東京から松山(愛媛)、東京から福岡など、日中や深夜の時間帯に6時間から15時間ほどで運行します。飛行機や新幹線などを利用するよりも安価で移動できるため、観光客の中にはあえて深夜バスを利用する人も少なくありません。

1人の乗務員が片道すべて運転するということはなく、途中のサービスエリアで別の乗務員と交代することがほとんどです。特に夜間の場合、走行距離400kmを超える運行に関しては、必ず別の乗務員と交代することが法令で義務付けられています。

昼間の運行に関しては、走行距離500km内に定められています。ただし、途中で1時間以上の休憩を設けることと、きちんと体調に関する報告をすることで、走行距離600kmまで延ばすことが可能となっています。

そして長距離バスの深夜から明け方にかけての運行では、お客さんが就寝していることが多いため、刺激を与えないようなソフトな運転をすることが乗務員に求められます。

長距離バス乗務員の研修期間

長距離バス乗務員は、入社後に必ず研修期間が設定されています。普通自動車免許しか持っていない人でも入社可能な企業の場合、大型自動車二種免許の取得のための自動車教習所での実技講習から開始されます。大型自動車二種免許の取得後は、研修施設にて就業規則や法令に関する講習を受けます。

続いて、実際にバスを運転する路上教習に移ります。バス独特の内輪差など運転の感覚をしっかりと身に着けた後は、業務で走行する路線を走るルートの走行研修を行います。担当指導員から「実際に運行しても大丈夫」というお墨付きをもらいましたら、先輩乗務員とのツーマン体制で業務開始となります。最初は短い距離から始めて、徐々に長距離路線へとステップアップしていきます。

長距離バス乗務員の勤務時間

深夜バスの運行の場合、おおむね夕方頃に出勤し、20時頃にお客さんを乗せてから目的地に向けて出発します。2時間ごとに高速道路のサービスエリアに停まって10分ほど休憩をします。

その後、出発地点と目的地とのほぼ中間に位置するサービスエリアにて、他の乗務員との交代があります。乗務員の交代後、6時から8時の間に目的地にてお客さんを降ろします。目的地への到着後は、近隣の宿泊施設にて就寝および休憩となります。その後19時から20時頃からお客さんを乗せてバスを出発させて帰社します。このパターンを2回から3回繰り返してから休日となります。

必要な免許(資格)

大型自動車二種免許
※入社時に取得後3年以上の普通運転免許を所持していれば、
採用後の研修期間にて取得可能な企業もあります

給料

20万円~40万円(正社員)

勤務形態

正社員、嘱託社員

求人例

募集企業:琴平バス株式会社
募集職種:バスドライバー(観光/高速)
勤務地:
本社/香川県仲多度郡琴平町1228-1
高松営業所/高松市朝日町5-4-18-1F
徳島営業所/鳴門市撫養町木津1456-12

募集企業:株式会社オー・ティー・ビー(ORION BUS)
募集職種:オリオンバス乗務員(貸切・昼行・夜行)
勤務地:
東京車庫:東京都江戸川区一之江1-14-2
千葉車庫:千葉県千葉市稲毛区長沼原町206-3
岩手車庫:岩手県滝沢市篠木黒畑 143-1

募集企業:西武観光バス株式会社
募集職種:高速バス運転士
勤務地:埼玉県さいたま市大宮区三橋1-1016-1

2018-03-20T15:27:29+00:00