仕事内容

タクシードライバーの仕事を簡単に言えば、「お客様を目的地まで無事に送り届けること」です。

何よりもお客様の安全を第一に考えなければならないため、営業前の車両点検からしっかりと取り組む必要があります。

点検を終えたらいよいよ営業スタートです。朝は会社への出勤や取引先への移動にタクシーを利用するサラリーマンの方が多く、出勤時間を過ぎた10時以降は臨機応変に移動していきます。

夕方になると、今度は仕事帰りのサラリーマンが、夜から深夜にかけては終電を逃したサラリーマンや、水商売をやっている人などが多くなります。タクシーの営業にとって、この時間帯はもっともお客様が集中する時間です。

1日の営業時間が終了したら、会社に戻りその日の売上げの納金をおこない、次のドライバーのためにタクシーの洗車をして業務終了となります。

タクシードライバーに必要な資格

タクシードライバーとして営業を開始するには、バスやタクシーなど旅客自動車を運転するための2種自動車免許の取得が必須です。ただし、タクシー会社の方で2種自動車免許の取得費用を負担してくれるところも多いので、1種自動車免許取得から3年以上が経過していれば、タクシー会社への応募ができます。

勤務形態・給料

タクシードライバーは「激務な割に給料が低い」というイメージを持たれている方が多いかと思いますが、実際のところはどうなのでしょうか?

タクシードライバーは会社員でありながら、自営業者でもあります。残業や休養、シフトもすべて個人の裁量で、稼ぎたい日は残業する、疲れたらしっかりと休む、といった働き方ができます。また、1日の勤務時間に営業区域内のどこを道走っても構わないという会社がほとんどです。

求人・転職情報サイトのはたらいくが実施した調査によると、2014~2015年の全国のタクシードライバーの平均年収は275万円※1とされています。

しかし東京都内であれば平均年収は400万円、トップクラスのドライバーになると800万円の年収を得ている方も多数いらっしゃいます。

タクシードライバーをやるために、地方都市から東京に単身赴任で上京し、家族に仕送りする方や、生活が安定してから家族を都内に呼び寄せ東京に移住する方もいます。

大手タクシー会社では、中途採用が難しくなっていることから、大卒社員の採用に切り替えるようになっています。

※1:はたらいく タクシードライバーの年収・月収データ

タクシー会社の多くは基本給を低めに設定している代わりに、売上の一部(6割程度)を歩合給として基本給にプラスする給与制度を採用しています。

実力次第では、新卒者でも年収500万円以上を稼ぎ出すことも可能なのです。

仕事のポイント

タクシードライバーとして稼ぐためには、いかにして効率よく仕事をすすめられるかが重要です。

会社によって決められた営業区域内・営業時間内であれば、どこを走っても良いのですが、いつどこに行けばタクシーを待つお客様が多いのか、どうやったら回転率があげられるかなどの目利きが、稼げるタクシードライバーの条件となります。

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